これまた40%オフ、でもうれしくない
今朝の新聞でベイエリアの住宅市況についてのニュースが一面になっていた。カウンティーによってばらつきは多少あるけど、おおかた家の価格は去年から 40% 下落。これすごいことです。資産価値が4割減るんですよ!
今までアメリカの一般家庭では、家の値上がり分を見込んで借金をして、車や電気製品、レジャー資金に、はたまた教育資金などを捻出してきました。それが値下がりとなると、借金に借金が重なって大変です。値上がりを見込んで、変動金利を選んだ人はますます大変。なにせ5年なり7年すると返済額がいきなり倍近くになるわけで、まあ家の価格がその分上がっていれば、その時点で売り払って別の家を買えばいいわけなんだけど、資産価値が減った上で返済額が上がれば返せるわけありません。
と言うことで、フォアクロージャーが異常に増えて、住宅価格を押し下げてるってわけです。買うほうにとっては都合のいい事で、実際、家の購入は去年の倍近くに増えているところもあります。銀行は貸付審査を厳しくしているので、現在買っているのは比較的資産がある人でしょうね。お金持ちはますますお金持ち。貧乏人はますます貧乏と、日本で言う格差の広がりが起きてるんでしょう。
こちらで家を買いたいけど、ボストンの家を処分しないことには買う気になれません。かと言って、売るには資産価値が減っていてどうしょうもなし。4割引は買い手としてはいいけど、売り手としては最悪です。だから、総じてうれしくないニュース。どうなるでしょうね。アメリカが風邪をひけば、世界はくしゃみをします。大丈夫なのはイランをはじめとした反米国家くらいかも...
数年我慢するしかないのかな~
写真は全然関係なくて、今朝のサンフランシスコ、フェリービルディング近くの路面電車博物館前の交差点を進行していくFラインの電車。毎日見る光景です。